先週のお話。
ずっと行きたかった大天守修理中の「天空の白鷺」 姫路城。 その昔。。。 土佐藩から脱藩したての10代後半頃のワタクシは・・・ ホームシックになると何故か一人姫路城によく登ってました(笑) 現在、5年の歳月をかけて天守閣の瓦や漆喰を塗る作業中です。 この貴重な匠の技をエレベーターに乗って、大天守を覆う素屋根内部から補修の様子を間近で見れとのこと。 おお!コレは面白そう(^^) と、意気揚々と出掛けた。 うん、カメラ持ってきたし(^^) ・・・が ・・・あれ!? 単焦点レンズしかない(T_T) 広角レンズと魚眼を玄関に忘れた(T_T) お城撮るのに 広角忘れたら意味ないではないかっ。 案の定、部分しか撮れないので写真は諦めモードです^^; そんなこんなで いざ入城!! 攻め入ります。 後ろの白く覆われている部分に大天守がある。 ココだけ近代的^^; 「修理」という着眼点から見た事がなかったのでなかなか面白い。 そうそう 昔の古~い土壁のお家って壊れた所がこうなってた! 土壁の芯材として木材を格子状に組み合わせ縄で固定したのを「そだ小舞」と言われるそうです。 その上から漆喰を塗るそうな。(その前に色々何層も塗り込むけど) ちなみにkohakuのお家も外壁と内部を漆喰で塗ります。 ちょっと親近感(^^) 年月が経って漆喰に味が出とります。いい感じや~。 エレベーターに乗るとあっと言う間に最上階。 ガラス越しに作業風景がっ。 うん、誰もいません(笑) あれ!?匠の職人さん?・・・お休み!? 平日ですけど。 まあ見える部分に居るとは限らないっちゅう事やね^^; 古いお城にアンバランスな鉄骨のコラボレーション。不思議な感じ。 今回 私の一番のツボだった事。 昔しの修理って 巨大木製コースター状態だったんですね!! うわ~凄いなあ。 当たり前ですが原始的。 これで 木材や瓦を運んでた。 確かに昔は高度な機械や技術なんてないもんなあ。 一瞬、エジプトのピラミッド建設してる画が浮かんできたわ(笑) で、こんな立派な姫路城が一度は朽ち果てていた事も初めて知った。 新しい発見です(^^) 映像や模型で詳しく説明されてて楽しかったわ~(*^_^*) 人も割りと少なかったし じっくり見学しました。 大天守は一部だけ公開で 小天守とか千姫さん所とかは見れた。 いつも思うけどこの急な階段・・・当時は袴履いてるのに裾踏んずけて落ちた方おったんちゃうかなと(笑) 鉄砲狭間、矢狭間も至る所に! (ちょっと曲者の気持ちで歩いてみたんですが、これ絶対ムリ! 行く所必ず穴あるもん!絶対撃たれる) この甲冑達、夜見たらかなり怖いやろな~ 結構、数おられました。広角レンズが~あったらなあ(T_T)残念 千姫さんはタバコを嗜んでおられたそうで ココから外眺めて一服してたんかなあ(^^) 気持ちいい風が舞い込みます。 この果てしないローカは人が居なくて怖かった(T_T) 行けども行けどもローカがつづく 私のギシギシ歩く音しか聞こえない・・・ 当時は女中さんの笑い声がたえなくて明るい雰囲気だったそうですが。。。 かなりの距離を歩いたぞ。 あ~楽しかった(^^) お城の床や薄暗い感じや独特の空気。 漆喰の白と鉄格子の黒。 お城はなんだか異次元の世界。 修理が終わったらまた見にいきたいなあ。。。
by haku503
| 2011-07-11 01:11
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